2019年09月12日

史上最強の哲学入門 飲茶

史上最強の哲学入門 飲茶

読了しました。

何となく気になって読みました。

読んで感じたのは面白かったし、解りやすかった。

イエス、ルソー、ニーチェが気になりました。何だか有名人ばっかりですが、別にミーハーな訳ではありません(笑)。

あと、この本を読むまで知らない存在だったんですが、サルトルにも。

国家の真理の項を読んで、人を使う人、会社の経営を仕事にする人は、哲学を勉強した方が良いな、と思いました。哲学はそういう人に必要な知識というか知恵、のようなものだと思いました。

ルソーは今でいうニートだったらしい。本当かなぁ?と思わなくもないですが、歴史の教科書には書いていないことも書かれていましたので、そういう所も楽しく読めました。

アダム・スミスの言う資本家と労働者の関係って、現代のその関係と同じだな、と思います。会社を存続させるために働いているのかも、とも思います。存続させるためだけ、とは思いたくないですが(笑)。

神様の真理の項では、イエス・キリストはやっぱり興味深い。迫害し続けられていたユダヤ人からすると、イエス・キリストは期待外れだったのかも。そりゃ、指先ひとつでダウンさ、的なスーパーヒーローを期待していたんでしょうね。

ニーチェも興味深い。「神は死んだ」はニーチェの言葉でした。この言葉は知っていましたが、ニーチェと言う人とは知りませんでした。

答のない問題を考えるのに哲学は有効だなぁ、と思います。

楽しく読みました。

本の虫のお気に入り
P20
そして、神話だけではない。「正義とは何かという価値観」も、「何が犯罪であるか」という法律も、国中それぞれで違うことにも、人間たちは気がつき始める。
→そして、それは今でも続いている。疑うことから考えることが始まる、おと言っていいと思います。

P21
だから、「これが正しい!」とか「おまえのやっていることは悪いことだ!」なんて言ってる人がいても、それは所詮、自分の尺度(価値観)を他者に押しつけているだけなのである。
→これはそう思う。

P27
みんなが「正しさ」や「こうあるべき」などの「自分の考えを決める価値観」を持っていなければ、多数決は有効に働かない。
→今は多数決が有効に働きにくい世の中なのだと思います。

P32
「だから、まず自分が何も知らないと認めるところから始めよう」
これがソクラテスの「無知の知」の真の意図である。
→これが出来ない人がたくさんいるんですけどね。

P33
でも、僕たちは、そんな途方もなくありえない、謎だらけの世界や日常を、わかりきった当たり前のこととして受け入れ、大した疑問もなく平然と過ごしているのである。そして、ついには、こんなことまで言い出しはじめる。
「ああ、もっとなんか面白いことないなかあ」
→これ、本当にそう思う。
 世界は謎だらけだと、角度を変えて見たら絶対にそうだよな、と思う。

P35
状況によって、言うことが変わるものなど「ホントウ」ではない。それだけはだめ。それだけはしちゃいけない。こうしてソクラテスは、弟子たちが泣いて懇願するのを制して、自ら毒杯を手に取り、それを一気に飲み干す。
まさにその瞬間である!・・・世界は相対主義の思想から逆の方向にゆっくり傾き始めていく。
→ソクラテス、男だな。でも、そこまでする?

P40
そこでデカルトは、哲学も、数学と同様に、「誰もが正しいと認めざるをえない確実なこと」をまず第一原理(公理)として設定し、そこから理論的な手続きで結論を導き出すことで哲学体系をつくり出していくべきだと考えた。
→これはスゴい思いつきだと思う。

P46
ついさっきまで、デカルトは「すべてを疑う」ということを徹底してやっていたはずだ。それなのに「私の存在は確実」という第一原理を手に入れたあとは、急に疑うのをやめてしまったかのようである。
→デカルト、力尽きる(笑)。

P54
どんなものでも「徹底」するということは素晴らしい。
→その通り!

P54
本当に大事なのは、そこから「懐疑できない何か」を見つけていくことである。
→そうとも思う。

P64
わからないものは、わからないのだから、とやかく言ってもしょうがない。
→この考え方、本の虫は好きです(笑)。開き直り、とも言う。

P70
それよりもこういうときは対立を恐れず、互いの考えを徹底的に戦わせて議論していく方がいい。なぜなら、それによって今まで気づかなかった新しい真理が見つかることがあるからだ。
→そうだ、そうだ。

P84
・・・どの価値基準が正しいかわからないからって、何一つ選ばすにただ無為に人生を消費して生きていくよりは、間違っているかもしれないリスクを背負って生きた方が、よっぽどマシだからだ。
→本の虫は選びたい。

P117
つまり、時代が進むごとに真理が明らかになるどころか、「到達できない真理」がたくさんあるということがどんどん示されていったのである。
→宇宙とかの話ですね。だから、本の虫にとっては宇宙は「偉大な何か」で良いと思います。

P127
つまり、本来、うまくいかないはずの「私」と「他者」との関係(対話)を断絶させずに成り立たせている原動力とは、人間の「真理(ホントウ)を求める熱い想い」なのである。
→あんまりわからないな。

P139
結局、ソクラテス先生が言っていた「ホントウの何か」を知らない、知ろうともしない人間が、国家を運営しようとすることがそもそもの間違いなのだ。
→その通りだと思う。
 これは国家だけではなく、会社などの組織全部についても言えると思う。

P141
「哲人王がいないのであれば、つくればいい」
→素晴らしい。

P149
ここで興味深いことは、アリストテレスはこれらの政治体制のよいところだけではなく、「腐敗するとどうなるか」という最悪のケースについても、きちんと論じていることだ。
→最悪を考えるのも大切。

P150
「君主制は独裁制になりやすく、貴族制は寡頭制になりやすく、民主制は愚衆制になりやすい」
→アリストテレスは現代の政治を見ていたかのようですね。

P152
アリストテレスは、どんな政治体制であろうと最良に保つ努力をせず、腐敗させれば、必ず「革命」が起こり、別の政治体制に移行するだろう、と考えたのである。そして、このアリストテレスの分析が正しかったことは歴史が証明しているとおりだ。
→アリストテレスは未来を見てきたんでしょうね。

P168
国家権力に対してこれほどの反骨精神を持って挑んだルソーは、よっぽど立派な人間かと思いきや、そうでもなく、かなりのダメ人間だったらしい。
→ニート(笑)。

P170
それは今日でいえば、無職で、倒錯した性癖のある四〇代のニートが、突然、文学の大賞をとったようなものであった。この授賞をきっかけに、ルソーの人生は「確変状態」に突入する。
→何がきっかけになるのかは、解りませんね。何でもやってみることがとりあえず大切だと思います。スゴいぞ、ルソー(笑)!!

P174
そして、一つの教訓として言えるのは、「無職で、倒錯した性癖のある四〇代」であっても、まだまだ人生はわからない、歴史に名を残す哲学者、思想家にだってなれるということである。
→そうですね~。

P191
ようするに、「平等」だからって必ずしも物事がうまくいくとは限らないのである。
→資本家からすると、平等の方がラクなんだと思います。

P194
ようするに、個人的な野心で始めたお店やベンチャー企業が毎年のように、ポコポコできては、バタバタ潰れるが、それはその実、適者生存の最適化が行われているのだ。
→生物の進化、生存と同じですね。

P214
今、時代は新時代のルソーを求めているのである。
→新時代のニートが世界を変える、のかも。ってことですね。

P236
外敵がいなくなった途端に、内部の人間たちで、・・・派閥争いを始めるようになってしまったのである。
→こんなんだったら、組織なんて必要ない、とも思います。

P270
自分の限界を超えて闘ってもよかったのだ。だが、それをしない。自信がないからだ。飛び上がって取れないところを他者に見られるのが恥ずかしいからだ。彼らは、惨めな敗北者になることが耐えられない、だから、ブドウが欲しいという気持ちから目を背け、「無欲は素晴らしい」という価値観にすがりつく。
→こういう人は多いと思います。
本の虫もこうならないように闘わないとね。
でも、本当はこういう態度を取る事のの方が恥ずかしいんでしょうけど。

P275
ここでニーチェがいう「超人」とは、決して不可思議な力を持つような、いわゆる人間を超越した存在などではない。むしろ、肉体的にも知能的にも、普通の人間となんら変わりはない。超人が普通の人間と違うのは、「強くなりたいという意志をしっかりと自覚して、それから目を背けない」という、ただその一点だけである。だか、その小さな違いが、生き方について大きな違いを生み出す。
→これは超人を目指さないと、ですね。

P278
ニーチェは、そんな末人の不毛な人生を乗り越えるための一つの方策として、超人思想という哲学を提案したのである。
→本当になれるかどうか、ではなく、ですね。

P279
超人になりたい。強くなりたい。まっすぐに人生を生きたい。そう素直に願い、それを「神」にも「国家」にも誰にも強制されず、自分で決めて自分で実行して生きる。
→超人って、なんだかカッコイイ。


posted by 本の虫 at 05:33| Comment(0) | 哲学 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください